理想と現実のギャップに速攻で辞めたくなった大企業

理想と現実のギャップに速攻で辞めたくなった大企業

私は高校生の頃から英語が好きだったので、将来は漠然と英語を使う職業に就きたいと考えていました。
特にやりたい仕事はなかったのですが、就職活動をしながらなんとなくこの職種がいいかな、と考えるようになり、結局大手の企業に就職することができました。

 

 

名前を出せば誰でも知っているような会社だったので、まさか自分がそこに就職できるとは思わず、また両親や親族もとても驚いていました。やりたい仕事ではその会社が最大手でしたし、特に会社の業績や勤務、社風などについてはそこまで調べないまま、こんなに大企業に就職できたんだから、内定を断るなんて絶対にありえないという状況で就職を決めました。今思えば「運が良かった」のと海外に行くことが多い仕事だったので英検準1級を持っていたことがよかったんだと思います。

 

 

自分がその会社でしっかり働けるのか、そこまで自分に能力があるのかという働き始めた後のことまで考えている余裕もなく、そこまで予測できるほど社会人としてまだまだ一人前ではなかったのです。
入社してみると意外と仕事内容自体はそこまで難しくはありませんでした。現場に出る前に講習があったり、テストやOJTももちろんあったのですが、同期も多かったので、相談しながら乗り越えることができました。テストや実技ではほぼ満点でOJTの評価も良いほうだったと思います。しかし実際に働くようになってから、職場の雰囲気や上司との関係にかなり悩むようになり、そのせいで会社自体に対して尊敬の気持ちや貢献したいという気持ちがどんどん薄れていったのです。

 

 

 

仕事内容は先ほど述べたように難しいものではなく、自分の頑張り次第でどんどん能力が身に着くものでした。毎日いろいろなできごとがあり、全く飽きない仕事でしたし、このまま何年もこの仕事をやっていたら、キャリアはもちろんだけど自分自身にとってもスキルアップできたる機会が多いだろうな、と思いました。実際に先輩のなかでも憧れる人は多く、仕事も私生活も充実させてあんな風になりたいと何度も思える人に出会えました。

 

 

 

しかし一方で世の中にこんな人がいるのか、という人もたくさんいました。大企業なので社員の人数が多く、人がたくさんあつまればいろんな人がいます。とにかく自分のお気に入り以外は徹底的に無視をする人や、顧客の前で平気で怒鳴る人、私が社会人としてまだまだ未熟だったから仕方ないとは思いますが、社会人として以前に人としてどうなんだろう、という人もたくさんいたのです。

 

 

プライベートでの攻撃は全く気になりませんでした。同じグループ内で自分以外にお土産などを渡していたり、そういうことは日常茶飯事でしたし、お返しが面倒だったのでむしろラッキーくらいに思っていました。しかし仕事上で報告しても無視をされたり、私だけあらさがしをされて他の人もやっていることを、上司の前で私だけ延々と説教されたりするのは本当に辛かったです。

 

 

 

何より大企業特有の上司の発言は絶対という雰囲気も嫌でした。上司に責められれば言い返したり言い訳をすることもできません。言いたいことがあっても自分の発言権などないのです。

 

 

 

入社して2年くらいは、それでも自分が仕事ができないから仕方ない、と思い必死で認めてもらえるように頑張っていました。しかしふと、「仕事ができるできないではなく、ただ単に気に食わない」という上司の感情だけでこんな目にあっていることに気付いたのです。こんな大企業の中で中学生のいじめのようなことばかりが起こっていることに嫌気がさして、結局辞めてしまいました。

 

 

 

自分がもっとえらくなればいいんだ、と思うこともあったのですが、蕁麻疹がでたり、食欲がなくなって体重が一気に落ちたり、体にも不調が出ていました。また、大企業特有のことだと思いますが、とにかく上司の数が多くて何年経ってもペーペー扱いされる社風を見ていると、自分がどれだけ仕事で力をつけても何年も何年も新米扱いされることも分かり辞める決心がつきました。